こんにちは!博多織 オーダーウェディングドレス&カクテルドレスのムシムシみやびです!
梅雨が明けました! 今年も例年に増して暑い夏になりそうです!
内のアトリエでは、最近「オートクチュールを学びたい!」という若い人からの問い合わせが増え…とうとう3人週に何回か…という条件で20~30代の「オートクチュールを目指す」男女が入るようになりました。
福岡で、本格的なオートクチュールをやっているアトリエはなかなかないようで、色々問い合わせた結果・・「ここしかない!」と、決心してきてくれたそうです。
内のデザイナー兼社長は、もともと画家をめざしてデッサンに明け暮れていたさなか、父親が突然身罷り母のやっていたアトリエをにつぐべく東京のオートクチュールサロンへ丁稚奉公で18才の時に入りました。~それから数年後学費を貯めてから「東京文化服装学院」に入りこの道を学んだ経緯があります。~彼は、若くて苦労しながら夢に向かっている人を見るとどうしても断れずに今までも何人かの人に自分の技術を教えてきました~でも、なかなか続かない…今度はぜひ!がんばって欲しい!そう影ながら思います。
今の時代…物づくりは本当に大変です。好きじゃないと続かない…。
今日~伝統的な帯の柄を少しづつ柄の大きさや糸の色を変えて、大人の女性用に考えたカクテルドレス生地の色見本が織りあがってきました。
右手前が帯地です、左三種がドレス用生地見本です。
無地のような折り柄と、色がはっきりした柄でアンサンブルスーツをつくり薄いスカーフ生地も同じ色で染めてもらうつもりです。
ここまでの色柄にするために、3回織元に通いました。
完璧なフルオーダーです!
生地の折り柄や色まで、ここまで拘るドレス作りは世界広しといえどもなかなか他には無いと思います。(シャネルやヴァレンティノのようなサロンではあるでしょうが、金額がきっと私達の10倍はついていると思います…博多織の織元がそばにいてくださるお陰で出来る贅沢です!!)
このお客様のデザインは既に決まり、トワレでの一回目の仮縫いは終わりました。
今回の色出しで色が決まりましたので、明日から織りに入り、今月末までには、2回目の仮縫いをさせていただく予定です。
世界に一つのカクテルドレスが、もうじき完成します。