こんにちは!博多織オーダーウェディングドレス&カクテルドレスのムシムシみやびです。
雨の後…急に春が進んだみたいです。
お店の前の街路樹の銀杏木の葉っぱは、赤ちゃんから幼稚園児くらいの大きさになりました~赤ちゃん葉っぱも一人前に大人の葉っぱの縮小版の形をしていて可愛いです。~硬ーい黒かった枝からこんなフワフワの可愛い葉っぱ達が出てくるなんて…不思議です!自然って素敵です!
絹糸は蚕さんがつくってくれる繭からとれます。
蚕さんが口からフ~っと糸を出す時に”膠(にかわ)”のような物がいっしょに出てくるそうです…。(たぶん…唾液のような物です)その”にかわ”がついている元の生糸は、ちょっとギシギシしていてはりがあって織物にするとハリハリな感じです。
ですから~生地に織る前の段階で生糸についている”にかわ”をとる…すると糸が柔らかくなり、しなやかになるそうです。
上が”にかわ”を取った糸…下がまだ”にかわ”がついている生糸。
今、紬の感じを残しつつ、ドレスやスーツに使える織りをお願いしています。
「織り」って、糸が変わると「織り方」が同じでも ぜんぜん違った感じになるんです。
…当たりまえなことなのですが…糸の撚りの仕方でも変わります。
「日々、さらにいい織物を!」と考えで”ドレス生地”を織ってくださる織り元には感謝です。