こんにちは!博多織りオーダーメイドウェディングドレス&カクテル・ゲスト着物リメイクドレス、オーダーメイド職人のムシムシみやびです。
デパートに行っても…無いの…大人の服。
何処にいったらあるの?…大人の服?
大人が着ても恥ずかしく無い…と、言う意味の「大人服」だと思うのですが~最近よく聞きます。
ですから~もちろん大人のウェディングドレスもなかなか無い。
ここ数年「御得」という言葉で値切られてきた糸偏の業界。
いい物は必然的に素材もデザインも縫製も高いはずなので~「御得」な服はそのどれかが削られている物。結局は、ほとんどの物が国内での生産が無理になり~いまじゃあ日本の反対側の国「アフリカ」とかで作られたものが増え、国内いわいる「made in japan」を探す方が大変です。
安い衣料品の為か(為ではないかも)「一年着れればいい」「また買えばいい」的な使い捨て衣料の時代になってしまったのか~生地の良ささえわからない~生地の良さなんて関係ない人が増えています。…それって悲しくないですか?それがカッコいいんでしょうか?
先日BSでイギリスのシェットランドのセーターの話がありました。シェットランドのセーターは一生物どころか何代もの世代に受け継がれていく物だそうです。
そんな事を知って育った人間と、使い捨て文化の中で育った人間は、きっと全てが違うと思います。
人間関係にもきっと影響してくるはずです。
TPPで今日本の農業が大変ですが、もっと前~戦後一番にだめになって、今瀕死状態が日本国内での衣料品の製造です。
国内での衣料品生産は出来にくいようにされています。
小さな小さなアトリエは必死です。今度のTPP、日本国内での小さな農園は覚悟が必要でしょう。
デザインも、「可愛い」が大流行ですが~巷で誰も彼もが「可愛い服」を着だしたものだから「大人の服ありますか?」と、聞かれる事がちらほら…。あるイタリア人の男性が「何故、日本人は可愛いが好きなの?」「なんで日本人は、大人の服を着ないの?」「日本人はカッコいい大人の女性が少ないね」
・・・・・・・・・「日本はもともと「可愛い」が好きだったの?」
・・・・・・・・・多分、流行でしょうね…。
・・・・・・・・・「流行の物」じゃないと恥ずかしいですか?
そろそろ~本当に考えないと…。
日本が無くなってしまいそう~。
九州博多の伝統の織物~博多織。
縦糸と横糸の絹の糸が織り成す素晴らしい織物。
その織物を薄く、軽やかに、でもしなやかに~それを新しいテキスタイルで完璧な日本人の縫製で…大人の服やドレスを!