こんにちは!福岡発 博多織 オーダーウェディングドレス&フォーマル・カクテル・ゲストドレス 着物ドレスgrace-lily とsweet-lilyオーダーメイド職人の山下みやびです。
今日は2回目・・・なぜ!博多織でドレスなのか・・・?です。
このドレスは、新しいドレス生地が開発されて始めて創ったウェディングドレスです!ワンショルダーに一つ大きな花をつけました。
花も全て、同じ生地・・・博多織です!
シルク独特の輝きは、ポリエステルのドレスとは比べ物になりません。そして軽い!
これは、3年前に創りましたので、今の生地はもう少し改良されてもう少ししなやかになっています。
博多織りが中国から玄海灘を渡って来たのは、鎌倉時代です。
それから「博多織り」は献上柄や半幅帯などで、有名ですが、昭和の初期に470軒もあった織元は今頑張っているところで17社・・・売上げ高も全盛期の一割と落ち込んでいます。
18年ほど前に、桂由美さんのウェディングドレスを博多織でと言う事で、私達の工房に試着品の製作依頼があったのですが、それは堅くて重くて針が折れて大変でした。「これじゃ商品化は無理ですね」ということになりましたが、それから10数年試行錯誤の結果やっと、上の写真のようなドレスができました!
18年ぶりに出来上がった生地を見た時「これなら・・・ヨーロッパのドレス生地に負けない・・」と、思いました。それまでは、ヨーロッパを中心としたレースやタフタ、ヘビーシルク、ベルベットなどでドレスやステージ衣装を創っていましたが、ヨーロッパの老舗の織元でも少なくなっているジャガード織りのシルクの生地がこんな近く・・・地元博多でできる!!凄い驚きでした・・あと少し横の張りがなくなり、もう少し落ち感がよくなり、もっと微妙な色がでれば・・・と、私たち縫う方の側からの意見を織元に伝えました。
そのうちに、一点一点をお客様の肌や髪の毛の色に合わせて織りの糸を替えて織ってもらう・・・そんな事も織元に意見するうちに可能になったんです。
博多織りのドレス生地が出来、作り出して4年・・・生地はホントニ進化しました。
博多織りは昔から、普段着ではない帯地です。
博多帯を締めればどんな着物も上等に見えるから、お嫁に行く時は必ずもっていった・・・それを全身に纏うんです!
日本で、それも地元で織れる織物でドレスを創りたい! それは、自然な想いでした。
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