こんにちは!
博多織 オーダー ウェディングドレス&カクテルドレス の ムシムシみやびです!
先日の「21世紀APANブランド・・・博多織」の集大成の発表会で創ったドレスです。
冬の結婚式でもOKなように・・・薄い博多織(スカーフ生地のようなローランと言う生地)でロングケープをシンプルなウェディングドレスの上に羽織っています。
衿もとの、フリルや羽のように見えるフリンジも細かく切ったローランを一枚一枚アイロン鏝をあてて羽や花びらに見えるように創りました。これだけで、一週間くらいかかったんですよ!
このモデルさん160cmくらいのモデルにしては小柄な方なんですが、燐とした感じに着てくれました。
アンダーのシンプルなドレスの胸元にも羽のように創ったローランのフリンジを!
アップだと、生地の雰囲気が判っていただけると思うのですが、レースのように見える織り柄は、私の描いたテキスタイルなんです!
「黒田ゆり」・・・博多織が中国から玄界灘を船に乗って沢山の宝物といっしょに渡って着た時に一緒に運ばれてきた「ゆりの原種」(今も福岡植物園にある一重の可憐なゆり)の事をストーリーにして描きました・・・命名は織元の会長です。
自然光・蛍光灯・スポットライト・・・・様々な光によって色が柄が微妙に変化して美しい・・・「光の織物」・・・それは、天然の絹織物だから!化学繊維ではないから!
日本の織物をぜひ!ぜひ!見て欲しい!